こちらのページでは、京都市の空き家に関する条例について、空き家キーパーがもう少し分かりやすく解説します。(本項での記載内容はあくまで弊社の見解に過ぎませんので、正式な内容については、京都市のホームページをご覧下さい。)
■京都市で施行された条例の正式名称って何? |
「京都市空き家の活用、適性管理等に関する条例」、という名称になります。
■いつから施行されるの? |
2014年4月1日(火)から既に施行されています。
■京都府全てが対象なの? |
いいえ。あくまで、京都市内の条例となっています。
その他の地域にも、条例等が既にある、または予定されているケースがありますので、
各自治体に一度お問い合わせ下さい。
■この条例って、一体何なの? |
増え続ける空き家を予防、活用、管理し、京都というまちの維持と活性化の為に施行された条例です。
■もうちょっと具体的に空き家をどのようにしていきたいのか、知りたいのだけれども。 |
本条例の基本的な考え方は、以下の4つです。
①京都にある建築物一つ一つが、京都のまちを構成する重要な要素であり、安心安全な生活環境や良好な景観等(=公共的価値)の実現に非常に大きな役割があります。即ち、京都のまちの維持と活性化には、その役割が大きい建築物の利用や管理が必要であるという事です。
②空き家に対して、ネガティブなイメージを持つ方が多いですが、空き家は、まちづくりの有用な資源でもあるという側面もあるため、積極的に活用していく必要があるという事です。
③新しいものを「生む」ばかりではなく、既にある資産