空き家キーパーとは一体何? |
空き家となったお家を、所有者様、そのご家族や後見人様に代わり、
定期的に訪問し、老朽化のスピードを抑えるサービスです。
「ハウスキーパー」の空き家版といったところです。
所有者様やそのご家族が遠方に住まわれていて、
なかなか空き家となったお家に行けない方々、
空き家を将来どのようにするかを考えておられる方、
入院や療養、高齢者住宅入所など、一時的に住まわれない方にご利用頂いております。
空き家キーパーは、集合住宅の清掃業から誕生しました。
物件の清掃を行う為、ご近所様と常日頃接しさせて頂いております。
その為、ご近所様と関係が非常に大事とされる空き家管理に於いては、
「現場を知り尽くしているプロ」といった利点がありますので、
お困りの際は、是非ご相談下さい。
空き家キーパーの目的 |
将来、空き家となってしまった家をどのようにするか、
その解決策を熟考する時間の確保とサポートが目的です。
空き家キーパーは、空き家を管理するサービスである為、空き家解決にはなりません。
では、空き家解決にはどのような方法があるか。
【A】リフォームやリノベーションをして、賃貸に流通させる。
【B】リフォームをして、家族が住む。
【C】更地にして、コインパーキングなどに活用する。
【D】売却する。
主には上記のような解決策があります。
しかしながら、それぞれには問題も出てきます。
【A】高額な費用が発生し、捻出しないといけない。
【B】お仕事の関係上、そうそう簡単には引っ越せない。
【C】上物(=お家)が無くなるので、固定資産税が約6倍に上がる。
【D】生家という思い入れや心情もあり、なかなか踏み切れない。
つまり、どの解決策にするのか決めるまでに、非常に時間がかかります。
また、見ず知らずの業者に相談しても、営業を積極的にされる危惧も出てきます。
このような、「悪循環」に陥るのが、空き家問題なのです。
そこで、空き家キーパーの目的は、空き家解決策を熟考する時間の確保と、弊社の連携事業者とのネットワークを用いて、空き家解決のサポートをする事です。
空き家キーパーの効果 |
空き家の老朽化のスピードを遅らせる事と現状把握、
そして、近隣迷惑の軽減が効果となります。
人が住んでいない家というのは、驚く程のスピードで老朽化します。
なぜなら無人の為、空気が通らず、カビがあらゆる箇所に発生し、腐朽(ふきゅう)して行きます。
水も流れない為、下水からの嫌な臭いが蔓延します。
だから、空き家キーパーに依頼して、定期作業を実施するわけですが、
その時点よりお家がキレイになったり、回復するわけでは決してありません。
言い換えるならば、今後良くなる事はなく、悪くなって行きます。
空き家管理というのは、お家が悪くなっていくスピードを遅らせる事と現状把握です。
また最大の難点は、近隣迷惑です。
外壁や境界壁が経年劣化等により落下すれば、近隣に多大な迷惑をかけます。
近隣だけではなく、落下物が万が一歩行者などに怪我をさせた場合、賠償責任にもなります。
庭木などが繁茂(はんも)していて、お隣さんに越境してるケースも非常に多いです。
害虫の発生の一因にもなり、こちらも非常に大きな迷惑となります。
もし、ここで現状把握ができていれば、未然に防ぐ事ができます。
例えば、庭木であれば繁茂している箇所だけでも剪定し、
外壁が崩れそうな場合には、お隣さんや歩行者に注意喚起もできます。
つまり、現状把握をすることにより、対策が取る事が可能になります。
そして何より、地域ブランドや治安の低下です。
一度想像してみて下さい。
<あなたのお家のお隣さんが、ボロボロの空き家で誰も管理していない。嬉しいですか?>
恐らく、多くの方が、「NO」と答えるでしょう。
ではそれは一体なぜでしょうか?
・豪雨や暴風の時に何か飛んで来ないかな…。
・誰もいないはずなのに、何か音がしたような…不気味
・ネコやイヌの溜まり場になってて、不衛生だな…
・ヤンチャな子がたまにたむろって、落書きとかしてる…
・最近、近所で不審火が注意喚起されてるけど、お隣さんは大丈夫か…
不安要素が沢山あります。
言い換えるなら、「空き家で困るのは所有者ではなく、お隣さんだ」という事実です。
空き家キーパーの効果は、老朽化のスピードを遅らせ、現状を把握し、
近隣迷惑の軽減といった効果があります。
連携専門業者 |
空き家解決や活用をお考えのお客様に対して、空き家キーパーはサポートも行っております。お客様からご相談があった場合、下記のような業者をご紹介致しておりますので、お気軽にお尋ね下さい。
■不動産業者(仲介、賃貸、売買) ■コインパーキング事業者 ■リフォーム業者
■工務店 ■土地家屋調査人 ■在宅医療支援団体 ■行政書士 ■税理士 ■司法書士
■各種保険代理店(火災保険等) ■解体業者(不要品処分)■塗装業者 ■電気工事業者
■屋根瓦業者 ■防犯設備業者 ■消防機器設備業者